2006年の頃の話です。
当時、私がまだ住宅業界のヘッドハンターとして駆け出しだったころの話を書きます。
朝8時。
地域の小さな駅に着きました
駅前にはチェーン店ではない昔ながらの喫茶店。
こういう店、私は嫌いじゃないです。むしろ好きです。
その日は、朝から夕方まで、
施工管理、設計、営業、現場監督…。
合計9人。
ずっと同じ喫茶店で面談をしました。
1日で9杯のカフェラテを飲み、致死量じゃないかと自分でも心配になったときもあります。
それでも私は、 毎日のように喫茶店で8人、9人と人と会って話をしました。
「オンラインでいいじゃないですか」と言われる時代
最近はZoom面談が当たり前になっています。
もちろん便利です。
でも、建築業界の転職は、
画面越しでは分からない事が多いのも事実です。
- 本当に辞めたい理由
- 人間関係で疲れている空気
- 家族の事情
- 年収より大事にしている事
実際に会うと、
雑談の中で本音が出るものです。
地域は、まだまだ“人”で決まる
特に地域の工務店はそうです。
求人票だけで人は来ないんです。
「誰が紹介したか」
これが本当に大きいです。
だから私は、
できるだけ現地に行くようにしています。
効率だけ考えたら、
たぶん非効率でしょう。お金もただではありません。
でも20年やってきて、
結局これが一番良いと確信しています。
9人面談すると、最後は声が枯れる
夕方には、
コーヒーを何杯飲んだか分からないです。
正直、かなり疲れます、、、
でも、
「話せて良かったです」
と言われると、
また次も地域へ行こうと思うんです。
採用が難しい時代だからこそ
求人広告を出しても応募が来ない。
スカウトも返信が来ない。
そんな時代になった。
だからこそ、
最後は“人対人”の部分が重要になるんですよね。
私は、
地域の駅前の喫茶店で、
今日も候補者と話しています。
